フィボナッチ・レシオは黄金分割としてもマーケットで使われている比率です。ひと言で言えば、1対0.618という比率が基本となるものです。
実際に試してみましょう。はじめに1をふたつ並べて書きます。次にその1と1を足し2を右に並べて書き足します。その次は1と2を足して3、さらにその次は2と3を足して5としていきます。そうすると 1,1,2,3,5,8,13,21,34,55,89・・・となります。これをフィボナッチ級数と呼びます。そして、前の数字を後ろの数字で割ります。1÷2、2÷3、3÷5とするわけです。すると次第にその答えの数字は0.618...に収斂されていくのです。
この0.618という数字こそがフィボナッチ・レシオの基本なのです。この0.618という比率は自然界の法則の1つとされ、「最も美しいもの」の比率とされています。例えば、ピラミッドやパルテノンとかいった宮殿の建築をはじめミロのヴィーナスといった芸術作品にも使われています。
つまり自然界の絶対法則を株式という荒唐無稽・森羅万象の動きを読むのに利用しよう、というものです。実際には期間の高値と安値の値幅を1として、安値から0.618(高値から0.382=1−0.618)、安値から0.382(高値から0.618)を示します。
フィボナッチ級数の線の箇所は、その線が上値メドや下値メドになりやすい、ということが言えます。 |