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◆◆◆ ローソク足(トレンド系) ◆◆◆

(1) ローソク足
  ローソク足を作るのには4つの値段が必要です。ここでは「日足」を使って話を進めていきましょう。


必要になる値段は

 

四本値 始値(その日寄りついた株価)
始値(その日寄りついた株価)
安値(その日の一番安い株価)
終値(その日の最後の株価)

  以上の4つです。

まず始値の所で横線を引き、次に終値の所で横線を引きます。次に、始値と終値で引いた線を結び、四角を書きます。始値よりも終値が高い時は白抜きになり「陽線(ようせん)」ができます。逆に始値よりも終値が安い時には黒塗りをして「陰線(いんせん)」ができます。そして、最後に高値と安値をそれぞれこの四角に加えれば出来上がりです。

さて、この四角がローソク足と呼ばれるものですが、これについての分析を説明します。陽線は始値よりも終値の方が高い場合に書かれるわけですから、株価が上昇している時に多く見受けられます。逆に株価が下落してくる時には陰線の方が多く現れます。

それだけであれば簡単ですが、ことはそう簡単ではありません。チャートには「ダマシ(騙し)」があり、鵜呑みにして投資をすると手痛いしっぺ返しを受けることになります。ですからローソクの陰陽だけでなく多面的な分析が必要です。ただ最初から何もかもというのでは大変になってしまいますので、ここでは最低限の2つの重要な見方について述べておきます。

一つは「同事線」と呼ばれるものです。これは始値と終値がほぼ同じ値の時に現れるローソク足です。始値と終値が同じということは、買いと売りの力が均衡しているということを意味します。ということは、両方の側にエネルギーが蓄積されている状況になっているので、その後どちらか力の優った方に株価が傾くと、均衡した状況から動き始めるため同事線は「変化の兆し」を表わすと言われています。特に、高値近辺、安値近辺に出た場合にはエネルギーが高い状態から一気に放出(上昇あるいは下降)が始まるために注意が必要です。

もう一つは「ヒゲ」と呼ばれるものです。例えばローソク足を書いている時、始値と終値とで四角を書いたあと高値を加え、安値がほとんど変わらずか、あるいは下に陰線を形成した場合、このローソク足は四角の上に線が乗っているだけの形になるはずです。これが「上ヒゲ」と呼ばれるものです。(下ヒゲはこの逆になります)

では高値近辺に上ひげが出現したときを例にとって説明していきましょう。朝から順調に高値を更新して上昇していきます。途中から他の投資家も追随して買い出動してきます。ところがある時点から上値を買ってくれる人がいなくなると、一転して株価はするすると高値から売られ始めます。他の追随した投資家も投げ始めます。結局は始値と近い金額で取引を終了してしまいます。この場合ヒゲが上方向に長く伸びれば伸びるほど要注意です。つまりその分取り残され、高値で掴んだ投資家がいることを意味し、株価の戻りは短期的に望めなくなると思われます。ですからこのヒゲもやはり高値近辺、安値近辺に出た時には注意が必要です。

   


作成日 11/04/12-13:04 / 最終更新日 11/05/04-10:15


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